『 涙の意味 』
つらい過去が原因で女の感情を捨ててしまったマミヤ。
村のリーダーとしてどんな時も気丈に振舞い
たった一人の肉親である弟が殺された時も、村人の前では涙一つ見せず
両親のお墓の前で、一人静かに涙している姿が描かれていました。
(このシーンは二人にとって大切なエピソード … )
マミヤを黙って見つめるレイ…
マミヤはレイに気付いていないけれど、二人だけに流れた静かな時間。
レイの中で何かが変わった瞬間でもあったのだと思います。
今まで「女戦士」として気丈に振舞ってきたマミヤ。
そんな、マミヤの真の姿を見たレイ。
この瞬間、レイの中で義星の魂が蘇り、
人間としての自分を取り戻したのではないでしょうか。
そして・・・
マミヤを見守ると同時に、一人の女として愛することに・・・。
二人のエピソードの中で一番好きなシーン。
言葉はなくても、心に伝わる物があります。
この出来事がなかったら・・・
レイは牙一族のアジトへ向かうこともなく、アイリの行方もわからないまま
餓えた狼のように、再び荒野を彷徨っていたかもしれません。
このシーン、地味ながらも二人にとっては大切なエピソードだと思ってます。
やはり二人は "出会わなければならない運命" にあったのではないでしょうか。
(相変わらず病気だ・・・)
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これまで気丈に振舞ってきたマミヤが
人目を憚らず号泣する姿が描かれていたのが レイとの別れのシーン。
ユダとの闘いを終え、マミヤに別れを告げるレイ。
このシーンのマミヤだけを並べてみるともうボロボロです。
マミヤはレイの為だけに、一生分の涙を流したのではないでしょうか。
(レイ、心配ご無用! マミヤはもう完全に"女" です)
この別れのシーン、マミヤにセリフはなく
レイの名だけを7回 も呼んでるんですよね。
言葉に出さなくても、マミヤの気持ちが伝わってきます。
(因みにレイがマミヤに告白した後から数えると25回!←どうでもいい!)
それに対して、レイがマミヤの名を呼んだのは
意外なことに、たった一度きり…。
これは、もう完全に マミヤ→レイ になってます!!
(レイマミ好きにはたまりません! 暴走中…)
肉親の死の瞬間でさえ、人前で涙を見せる事のなかったマミヤが
こんなに取り乱してしまったのは、この時既にレイに対して、
同志以上の感情が芽生えていたからではないでしょうか。
(エスパーリンちゃんも小さな光 @愛?って予言してましたよね)
レイの肩当てをきつく抱きしめ、号泣する姿も印象的。
マミヤのレイに対する本当の気持ちは、
最後まで語られることはありませんでしたが
この時、レイの為だけに流した涙 が
すべてを語っていると思うのです。
そして、その "涙の意味" はきっとレイの心に伝わったに違いありません。
言葉にしなくても、心の中で繋がっていればいい…
死に逝くレイが 最後に見せたこの笑顔。
この表情を見ると、そんな思いが込められているような気がします。
遠く離れていても、心はひとつ…。(なんちゃって)
こんな “いい漢” に愛されたマミヤさんは幸せ者だなぁ。
それにしてもカッコよすぎるぜ! レイ!!!
以上、管理人の勝手な妄想でした…。
続きでもうちょいレイマミ語り。。。
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